鰤バーグ、春菊＆大根あん

Published on: 12月 24 2013 by Shokolat

もうこんな時期になってしまってました。
12月という特殊な時期に対して油断してました・・。
佐渡産コシヒカリにあうおかず。やっと作りました。その2。

佐渡産コシヒカリ『朱鷺と暮らす郷』がレシピブログさんのモニターで当たりまして。
佐渡住みのクセに申し訳ない！！と、ジャンピング土下座をしていたのはいつ頃か。
その時もやっと更新できたー！等と抜かしておったのですが、その後。。

いつまで経っても2品目の更新できませんでした。

たはー・・12月ってほんと怖いですねぇ・・（現在クリスマス真っ只中）
そんなこんな、ですが。まぁ、気を取り直して。
『佐渡住みの人が勝手に佐渡応援パート2 』、いってみましょう♪

冬の佐渡は、海が時化て不便もありますが（大時化の場合、船が止まる為に流通や交通がストップします・・）
荒波に揉まれるそのおかげで（？）冬は美味しい物が実は沢山！あるんです。
その中でも代表格は、やっぱり寒鰤でしょう。
しかし、庶民はなかなか・・高級ですからね。口に入ることはそうそうありません。
で、代わりと言うわけではないですが、これも沢山並びます。

佐渡ではイナダ、と呼ばれています。鰤の出世前の姿ですね＾＾
ちなみに、この時はコレ、1本￥150ナリ。

3枚におろされたフィレ2枚が大体￥250やそこらで売られてますから。
1本のがお得！
・・って言うか、ほんと安いね。佐渡はお魚天国です。
そういえば、このイナダを買いに出かけたとき、大きな発泡箱（長さ6～70cm）にびっしり小鰯が入って￥200程でした。
価格破壊（笑

さてさて。話しを戻して・・（笑
アラは今回使わないので～。綺麗にお掃除して、頭は割って冷蔵庫。
あとで大根と煮ようか。塩焼きにして食べちゃおうか。むふふ。
どちらにしろ、美味しくいただきます＾＾

皮も引いてサク取り。これをそのままスライスして刺身で食べたい（・・実は我慢できなくて一部刺身で食べました・笑）
でも今回は、火を入れます。刺身だったら切って終りで芸がないですしねぇ・・（間違いなく美味しいのだけれど）
ちなみに中骨の部分を切り取った物は茹でられて、王子（猫）のおやつに。
そんな訳で、今回作ったのはこちら～。

完成図。『鰤（いなだ）バーグ』です。
私はイナダを使っていますが、鰤で作ってもOKです。アブラがあってそちらの方が美味しいかと。
鰤の出世していく名前は地方によってまちまち・・ですが。
関東で言う所の、イナダやワラサでも、関西で言う所のハマチでも、出世後の鰤でも、何を使っても大丈夫。
魚変わって、生鮭で作っても美味しいと思います♪
では、レシピ的なナニカを。

『鰤（いなだ）バーグ』(2人前くらい)

鰤：200g
豆腐（絹ごし）：80g
おからパウダー：10g
長ネギ（みじん切り）：20g

（下味用）生姜汁：少々
酒：小さじ1
塩コショウ：少々

（春菊、大根あん）
春菊（みじん切り）：30g
大根（粗みじん切り）：30g
だし汁：200ml
酒：小さじ1
生姜汁：少々
醤油：小さじ1
砂糖：少々
塩：少々
水溶き片栗粉：適宜
（飾り用）
白髪ねぎ：お好みで

＝作り方＝

鰤は粗みじん程度に包丁で切り、少しまな板の上で叩いてやります。フープロでガッガッ！でもよいです。
（私は洗い物をなるべく減らしたいので・・）
ボウルに 1 を入れ、豆腐、おからも入れます。おからは今回、水分を吸わせる為にパウダーを使用していますが、生でもよいですし、またおからの苦手な方は代わりに片栗粉や小麦粉をつなぎに加えてください（分量外）
ボウルの中で豆腐はよく崩し、練ります。下味の生姜汁、塩コショウ、酒も加えてよく練ります。
この時水分が多そうだと感じたら、片栗粉や小麦粉を様子を見ながら都度加えてください（分量外）
ただし、粉類を入れすぎるとタネが硬くなりますので注意。
タネが出来たら、半分に分けて軽く丸めておきます。
餡を作ります。鍋にだし汁、大根を入れて、大根に火が入るまで煮たら、調味料を加えて火を止めておきます。
鰤バーグを焼きます。フライパンに薄く油を敷き、強火で温めます。タネを手に取ったら、まず楕円形の塊を作るよう練りながら空気を抜き、手のひらの上で押し広げてハンバーグの形を作ります。
出来たらフライパンへ。焼き色が付いたら裏返し、中火にして蓋をし、4～5分焼きます。
中まで火が通ったら、お皿へ盛り付けておきます。
5 の鍋に春菊を加えて、温めなおし、水溶き片栗粉でとろみをつけます。
7 のハンバーグにあんを掛け、お好みで白髪ねぎを飾ったら、完成です。
お疲れさまでしたー。