今年こそは手作りアイスを作りたい…!と、とうとう買っちゃいました。アイスクリームメーカー。
今の今まで悩み続け、そんなに作らないだろうし…なんて無理やり自分を納得させていたのですが…。
数年越しのアイツをお迎えしちゃいました。
アイスクリームメーカー様っっ!
今回入手したのは、貝印のアイスクリームメーカー(DL0272)
こちらのお品は予めポットの部分(金属製内釜)を冷凍庫で冷やしてから使用するタイプです。
おとーとと2人暮らしなので沢山作りませんし、これで充分かなぁ…と選択した訳ですが。
これから購入を考える方等に向けて、いっちょレポでもやってみましょう♪
文章、写真とも大盛り仕様ですのでご注意下さい。
尚、お手軽楽チン♪的な仕上がりは当方求めていないので、真面目に作りまーす。
…と、言うわけで本体はこんな感じ。
大きさ比較であいぽん置いてみました。
そこそこ大きい。液体で600mlまで(出来上がりは体積が増えるので約1キロ)仕込むことが出来ますが、量が増えれば出来上がり迄に時間も掛かり、出来上がりの質も安定しないので少な目に見積もった方が吉。
お手入れに関しては、ここ迄バラせますので清潔に保てると思います♪
使うにはまずポットの冷却。
10〜18時間は冷凍庫でしっかり冷やします。
この為、冷凍庫にポットが入るかどうかが大きな鍵となります。
我が家の場合はこんな感じ。
Oh…冷凍庫丸見え(滝汗)
結構ギリギリですが、普段からよくボウルを冷凍庫へ突っ込んでいたので、高さはクリアする自信がありました♪
さて肝心のタネ、ですね。
アパレイユ(液体生地の事)を作りましょう。
本体取説にもレシピが載っていますが、申し訳ないですが火を通さないで作る生地なんて恐ろしくて作れません!ので、きちんと作ります。
生の卵、火を通さない液体で直接作っても勿論宜しいのですが、幾ら冷凍で低温であっても、耐性の有る雑菌もおります。
ですから、きっちり火入れする方が安心です。勿論、使用する器具等はその都度アルコールシュッシュは基本です。
今回はショコラエピスを作ります。
前日迄に使用する牛乳へ好みのエピスでアンフュゼ(香りを移す)して寝かしてあります。
これとクリーム、卵、砂糖でまずは アングレーズ を炊き、転化糖を溶かし、チョコレートの入ったボウルへパッセ(漉す)して加えます。
しばし置いたのち、熱でチョコレートが溶けますのでよく混ぜてやり、好みの洋酒も加えます。
トレモリンじゃなくてハローデックスでもやってみたい…な…(遠い目)
さて、出来たアパレイユは氷水にあてて急冷します。
冷えたらその後冷蔵庫で2〜3時間はしっかりと冷やしておきます。
では、いよいよモーターの付いた蓋に回転軸、パドルをセットしまして〜。
コードをコンセントへ。
スイッチを入れ、パドルが回り始めたらアパレイユを流し入れます。
あとは待つこと約20分程。
音がうるさい!と言う口コミも見かけましたが、ハンドミキサーやブレンダーの音と比べたら可愛い物でしたよ。
ただ、製菓スキーではない一般の方からしたら、それなりの音かもしれません。
(簡易式の騒音測定で測ったところ、30cm離れた所で60dbでした…うるさい…か)
出来上がりは音が変わってきます。そして、パドルが止まるのでそこで完成。
蓋を外してみますと、こんな感じで…。
パドルを持ち上げるとこんな感じ。
ソフトクリームじゃない!と、慌てない、慌てない。
これを予め冷やして置いた保存容器に移し替え、冷凍庫で2〜3時間〆ます。
クリームを減らして牛乳が増えると、どうしても口当たりのシャリ感が増してしまいます。水分が乳脂と繋がらない分、氷の粒になってるんですね。
しかしクリームを増やすと重たく感じる事もあります。
ですので、シャリ感を如何に減らすか…で、上白糖(転化糖含まれてるから)と更にトレモリンも加えます。
水分が多い場合は、ここへ少量、安定剤としてゼラチンを加える場合もあります。
卵黄を増やすのもひとつの方法ですねぇ。
ただ、それほど気にならない場合は、トレモリンもゼラチンも省いてOKかと思います。
そんな訳で出来上がったアイスクリーム。
折角だからなぁ…もう一種類作っちゃおう♪
ショコラエピスの翌日、自家製ピスタチオペーストで作るピスターシュも仕込んで……ダブル盛りっ♪♪
ピスターシュの方は配合的に牛乳量が多めなのでゼラチン入り。
相性は勿論ぴったり、美味しゅうございました!
もうちょい頑張ってデータ取り、研究ですねぇ。
詳しい配合なんかもいずれ載せられたらと思います^^
…って、需要はあるのかしら;;
** ランキングに参加しています **
各バナーClickで投票されます。応援ポチ頂けると嬉しいです^^