気が付けば、すっかりと朝晩寒くなり…。
秋が始まっておりました。
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったもので。
お彼岸が来る頃から朝晩はグッと冷え込む様になりました。もうすっかり、秋の様相ですね。
気が付けば、彼方此方で秋桜が咲き、曼珠沙華の赤色も鮮やかで。
きっとまた、油断してる隙に冬となるのではと今から既に焦る私です(笑)
あぁ、写真撮りに外歩きしたいなぁ。
そうぼんやり考えていたら、某相方さんからビオレー始まってるぞー!と連絡が。
Oh…!
もうそんな季節…!
そして気付けば某相方さんから我が手にやってきた。
今年も楽しみ尽くさねば。
このBlogをよくご覧の方にはご存知のこの方。
佐渡の小木地区で栽培される黒いちじく。
おぎビオレー!
品種名はビオレ・ソリエス(Viollette de sollies)
フランスで古くから作られてきた品種ですが、病害虫に弱いことや収穫量も多くない事から、非常に流通量も少ないのだそうです。また、日本での栽培地も少なく、佐渡島内でも小木地区だけでしか栽培、出荷はされていません。
故に、幻のいちじくとも呼ばれたりします。
果皮の色は深い紫色=クロに近い色をしていて、この色はアントシアニン(ブルーベリーのそれ、ですね)による物のようで、焼きこむタルト系に使用すると灰色になっちゃいます。
食味としては、その糖度の高さ(20度)にまず驚き、風味も濃く酸味は殆ど感じられません。
過去にも当Blogでは何度も登場しているので、宜しければそちらもご覧下さい♪
+ 無花果、イロイロ +
+ クロ無花果のタルト +
+ 最強イチジク様のタルト +
で。
このいちじくを食べたらドーフィンと同じく等呼ぶ事は出来ず、以来私はこの方を『最強いちじく様』とお呼びしております。
で、内層はこんな感じ。
此方はまだ若いかな?白い部分が多く硬めな印象ですが…。
もうひとつパッカーン。
そうそう、これこれ!
白い部分が少なく、赤色が多く、そして滴る蜜!
あぁ、食べてしまいたい…!
けれどもグッと堪える。
カットして天板に並べます。
ふっふっふっ…何をするかって?
ビオレのセミドライ、作っちゃいました!
よっ!この罰当たり!(笑)
見た目茄子っぽいですけども…。
お味は想定通り、生でも十分甘く濃厚な物が更に凝縮され、ネットリとした食感がそりゃもうエロティックにすら感じて…あぁ。
恍惚。
でもまだ終わらず。
今年も恒例のコンフィチュールも炊きます。
目が覚めるかの様な素敵な赤色。
この色を見て、葡萄?と言われることもある位。まさかイチジクだなんて、聞かれなければ、知らなければわかりませんよね。
セミドライで1パック。コンフィチュールで1パック。
なんて罰当たりな事をしているのだと怒られそうだけれど…これは伏線なのでございます。
まずはこうして、副素材作り。
さぁ、今年は贅沢な逸品に仕上げよう。
作る前から、ワクワクで一杯です。
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